今日は、高座山(たかざすやま)です。この富士山周辺にはもう一つ「たかざすやま」がありますが、あちらは「高指山」で山中湖の東側、三国山稜にある山です。今日登るのは山中湖の北側、忍野村にある山です。

高尾山のセンブリを見に行く前に、まずはムラサキセンブリを見ようというわけでやってきました。鳥居地峠に車を置いて歩きます。
出だしは林道ですが、左手の尾根道への登山道に入りました。なかなかお目当てのムラサキセンブリには出会えません。

秋らしく、ススキの先に高座山が見えています。ほぼ樹林の際沿いに登山道が続いていますが、山頂に近づくにつれて急な直登の道となります。前日の雨もあって、足元はぬるぬる滑って結構苦労しました。肝心のムラサキセンブリは、この急な登りの始まるあたりから目につき始めます。

小さくてなかなかかわいい花ではありませんか。

薄紫の花びらを星のように開いて、紫の筋がアク
セントとなって良い感じです。
山頂からの展望はあまり楽しめませんでしたが、下山のコースも秋にたっぷり浸る良いコースでした。それでは、まずは秋らしい一枚を。

アプリで調べたら、ヌルデ(白膠木)と出ました。正解でしょうか。

こちらはどうでしょう? やはりアプリではシオデと出ました。正しければ、食用になるそうですが。

これはイヌザンショウです。山椒に似ているが、食べても美味しくないということで、イヌザンショウだそうで、犬派の方は、納得いかないかも。

ガマズミの実も赤く輝いていました。実ついでにこんなのもありました。

キイチゴの仲間ですが、かろうじて身が残っています。バライチゴというらしい。ちょっと紅葉してますね。

こんなのは、どうですか。ナツトウダイも赤くなるんですね。

調べたらオトコヨモギとなりました。紅葉してます。

マムシグサの緑と赤のコントラストが美しいと思いませんか。いつ見ても目を惹きつけられます。

花もかなり楽しめます。
黄色が鮮やかなマツヨイグサです。

秋には定番の野菊です。これはリュウノウギクでしょうね。

これも秋の山の定番、ヤマトリカブト。トリカブトを見ると夏の終わり、秋を感じます。

オヤマボクチ(雄山火口)かと思ったらハバヤマボクチ(葉場山火口)らしい。葉場山というのは草刈り場のある山の意味とのことでした。

秋の定番といったらこのリンドウかもしれませんね。

冬枯れの茶色の中にこのヤマラッキョウのピンクは一段と目につきます。

カワラナデシコですが、今季節に咲く花でしたか?

これはなんでしょうか? 調べてみましたが、わかりません。とても気になっているんですが!

山頂を振り返っています。咲く花や山頂にカメラを向けたりと、各々休憩時間を過ごしています。
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