久しぶりの北海道遠征です。計画では、入山1日目は銀泉台から赤岳往復、2日目は大雪高原山荘から緑岳往復プランです。ところが蓋を開けてみると、梅雨のないはずの北海道で梅雨のような天気です。両日とも午後から雨の予報です。
1日目は、朝から雲行きがよろしくなく、いつ降ってもおかしくない雰囲気です。
途中の展望地からエゾマルバシモツケとヒメイソツツジ越に赤岳方面です。少し登れば雲の中に入ります。
いつ降り出してもおかしくなさそうな雲行きです。ということで、第一花園の入り口で潔く引き返しました。
それでも花はたくさん咲いています。まず目につくのがこの白いシモツケの花です。群落をなしています。エゾマルバシモツケです。
こちらも群落をなして咲いています。イソツツジですが、ヒメイソツツジのほうでしょうね。
足元に目を落とせば、このエゾイチゲがふんだんに咲いています。
北海道の花といったら外せないのがこのエゾコザクラでしょう。
アオノツガザクラは、まだ蕾状態でまだ開いてはいません。
今回北海道で、一番出会いたかった花です。ジンヨウキスミレです。葉の形が腎臓に似ていると言うことからついた名前です。北海道の固有種です。
2日目も午後から雨という予報です。沼巡りに出かけることにしました。「ヒグマ情報センター」で羆についてのレクチャーを受けてから出発です。コースには花も多いけれど、まだまだ雪も多い。
これは途中のエゾ沼の様子です。ルートは右側の雪渓の上をトラバースします。
水の流れに沿って、たくさんのリュウキンカが咲いていました。これはエゾノリュウキンカです。
この時期の大雪山、稜線まで出ると雪がなくお花畑げ広がっているらしいが、途中のお花畑はまだまだ雪の下でした。現在の長澤登山教室では、もっと後の時期がよいかもしれません。
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