東北シリーズの仕上げは、三百名山の五葉山です。釜石と大船渡の間にある三陸の山です。登山口の赤坂峠の駐車場は
結構広いのですが、車でいっぱいです。土曜ということもあるのですが、人気の山です。今ちょうどシャクナゲの季節です。道路を挟んで向かいには五葉神社の鳥居があって、目印となっています。古くからの信仰の山といった風情です。
登山道はそれほど急登もなく、1時間ほども登れば次第に高原状の気持ちの良い道となります。シャクナゲの群落も広がっています。
避難小屋まで来ると山頂は直ぐです。直ぐ脇には冷たい水が豊富に流れている水場もあって、のんびり泊まってみたい綺麗な小屋です。 高原状の山頂の一角には石垣に囲まれた日枝神社が祀られています。ここまで来ると山頂は目と鼻の先です。
山頂には三角点はあるものの、山頂標識が倒れてしまっていてあまり山頂感は感じられないほどなだらかです。さらに10分ほど行けば、林の中に五葉山の最高標高点の日の出岩がド〜ンと姿を表します。岩の根元にはお社もあってこちらの方が山頂っぽい。それでも山頂は三角点のあるポイントです。 (※後日、山頂標識が新たに建てられたとのニュースが出ていました。) この五葉山今回はとっても暑い時期に登りましたが、次はぜひ5月から6月にかけてのツツジの頃に来てみたい。以下の写真は、ネットにアップされていたヤマツツジで赤くなった五葉山です。
こんな光景、観たくありませんか? 来年のお楽しみです。