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 地上茎がある
 キスミレ類 

キスミレ(黄菫)/別名:イチゲキスミレ(一毛黄菫)

富士周辺・扚子山/2016.05/12

日本では.阿蘇・九重山系に多く、霧島・富士山系・東海地方などの太平洋側に分布。
花弁は丸みを帯び、唇弁は他の花弁より小さく、上弁が反り返る傾向がある。

側弁基部に密集した毛がある。距は短く、花弁の裏面は紅紫色を帯びる。萼片に目立つ付属体がある。

キスミレ
オオババキスミレ(大葉黄菫)

東北・焼石岳/2016.06/24

雪国を代表するスミレ。分布域は、北海道から京都北部まで。自生地は,日本海側の多雪地に限られ、積雪量と関連が深い。唇弁に比べ上弁と側弁が大きい。距は短く、付属体は目立たない。花柱の上部と側弁の基部には毛が生えている。
 

オオバキスミレ
ナエバキスミレ(苗場黄菫)

上越地方から東北地方南部にかけての亜高山帯に生えるオオバキスミレの変種。オオバキスミレの小型化したもの。

上信越・野反湖/2014.06.15
ナエバキスミレ
ジンヨウキスミレ
ジンヨウキスミレ(腎葉黄菫)
北海道・大雪山/

腎臓に似た形の葉が特徴的な一風変わったスミレ。オオバキスミレの変種。分布も大雪山と札幌周辺に限られる珍しい種。大雪山では高山帯の湿った草地で普通に見ることができる。

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